中小企業庁M&A支援機関
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事業承継とは、人の承継と資産の承継の2つに大別されます。
現経営者から後継者へと企業が培ってきた様々な財産を引き継ぐことをいいます。
次の世代に向けて、経営者が交代するだけでなく、経営権の移動に合わせて、有形の保有資産や自社株式や独自のノウハウ、ブランドと言った無形の財産を引き継ぐことを意味します。
中小企業は、社長の経営手腕が会社の強みや存立基盤となっているケースが多いため、後継者を誰に指名し、どのように事業を引き継いでいくのかという問題は非常に重要になります。
事業承継を円滑に進めるためには、雇用確保と、会社ののれんを守ること、優れた技術や技能の伝承をしていくことで、国家や社会の資産損失を防ぐ重要な取り組みであります。
会社の事業を継続するために、業務知識や経験、人脈、リーダーシップといったノウハウ、経営に対する想いや価値観といった、無形財産を伝えることが大切とされています。
後継者を決定することだけに留まらず、経営者の能力、マインドなどを承継する目的となります。
経営権や支配権の確保を目的としております。
自社株や不動産などが事業用資産として承継対象になります。
多くの中小企業は、社長が大半の自社株式所有や土地といった個人資産を事業として活用している場合があるため、事業承継をしようとした際に、企業の所有権と経営権の分離が困難という問題が多く見受けられます。
このことが、親族間での遺産相続や財産分与などの問題を顕在化させる要因となります。
会社を存続させていくためには、いずれ、どの企業も事業承継というハードルを乗り越えなければならない時期は必ずやってきます。
初めて経験することであり、何から手をつければいいのかわからない方が大半でしょう。
経済の状況や環境も変化しているため、簡単に引継ぎできないと感じている方が多いかもしれません。
問題点を解決しながら進めていけば、事業承継は困難な問題ではありません。
近年、日本は高齢化が急速に進んでいます。
2016年9月の総務省の統計結果によると、65歳以上の高齢者人口は、推計3,461万人で、総人口に占める割合が27.3%と共に過去最高の数値を記録したことが明らかになっています。
また、企業の経営者も高齢化が進んでいるため、社長の平均年齢が59.2歳と15歳程上昇しています。
社長の交代率は、以前に比べ、徐々に増え始め、全体では回復の見通しとなっています。
社長交代を行った企業とそうでない企業とでは、社長の平均年齢が50.8歳と67歳とで16歳差が生じており、両者の年齢差は広がっていく一方です。
経営者に万が一のことがあれば、経営に大きな支障が生じるだけでなく、家族に相続税がかかり、負担が多くなってきます。
会社の資産や株式は、すぐに現金化することが難しいので、多額の納税資金をどうするかは、切実な問題となっています。
そうした中、国は中小企業の事業承継を円滑にするため、相続税・贈与税の改正を進めております。(国税庁参照)制約や負担をクリアしてまで、親族や自社の従業員に事業を引き継ぐべきかを悩む経営者は少なくありません。
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